アーティスト紹介 | ENDOTSUBASA

ENDOTSUBASA

2020/11/23 22:32



JewelryArtist

遠藤翼 

Endo Tsubasa


Profile

宝飾専門学校にてジュエリー制作の基礎を学ぶ。 在学中に幻の象嵌技法『Pique(ピクウェ)』に出会い研究に着手。独学ながら象嵌作品を制作。卒業後、日本を代表する宝飾作家であり、“ピクウェ”を現代の技術で蘇らせた塩島敏彦氏に師事。
同師の下、6年間ジュエリー制作に従事し、量産品から一点物に至る作品の全工程を一貫して担当。同時に実務を通して“ピクウェ”の技術に磨きをかけ正統に受け継ぐ。
独立後は「人生の1ページに触れ、心に刻まれるジュエリー」をコンセプトに、歴史ある象嵌技術と現代に合わせた優れたデザインを融合させた唯一無二のジュエリーを鋭意制作中。


Comment

学生時代から象嵌の研究に着手し、 卒業後は塩島敏彦氏の下で6年間の修行を経て幻の象嵌技法’’ピクウェ”を習得しました。 

習得に至るまでは辛い鍛錬の日々で挫折の連続でしたが、その経験の積み重ねが自信へと変わっていきました。 

 

次第に原型から完成まで一貫して任される様になり、やがて自分自身がジュエリーを通して多くの人に何かできないか模索する様になりました。 

 

残念ながら日本のジュエリーを取り巻く環境は大変厳しく、大量生産されたジュエリーが乱立しているように感じます。 

装着者を思い、拘りの生きた煌びやかで正統派なデザインのジュエリーは「身につけていく場所がない」「冠婚葬祭以外でつける機会がない」などの理由から活躍の場を潜めています。

 

そんな現状を目の当たりにし、ジュエリーを純粋に楽しみたいと思う方々に向けて、歴史ある技術と現代の美意識を調和させ、日常に隠れた大切なシーンで自信を持って楽しみ、心から輝いていただく。そして、時が経ち愛用したジュエリーを見た時、共に過ごした時間を思い出す。

そんな心に刻まれるジュエリーをご提案したいと思いこのブランドを立ち上げました。 

 

ジュエリーには装着者の心を写し、時には目に見えない不思議な力を与えてくれる事があります。 

今まで自信を持てず出来なかったことが出来る様になる。 

二の足を踏んでいたことに一歩踏み出す勇気を与えてくれる。 

そんな非日常だった世界を日常へと変化させ、日々をより輝くものへと変えてゆくお手伝いをジュエリーを通して行っていきたいと思っています。 

Producer

プロデューサー

TAIKI NISHIMURA


Profile
2014年よりフリージュエリーデザイナーとして活動を開始。国内ジュエリーコンテストを多数
受賞。

その後、国内最大手ジュエリーメーカーにデザイナーとして所属。

日本最高峰ジュエリーコンテスト“JJA”にて最高賞”内閣総理大臣賞”を弱冠29歳で史上最年少受賞。翌年にも同賞を受賞し史上初の連覇を達成。

アメリカで最も大きなジュエリーショー“COUTURE“で"The Platinum Category WINNER(最高賞)”を受賞。

世界中から受賞歴のある優れたジュエリーを集め、その中から勝者を決める香港で行われたコンテスト“IJDE Award"では“Merit Winner"を受賞。

現在はフランス、パリに在住しハイジュエリーデザイナーとして活動中。


Comment

この度は遠藤翼氏をプロデュースという形でサポートさせていただきました。

彼が持つジュエリーに対する誠実な探究心と、その積み重ねた努力を証明する様に一貫して全制作工程を高いレベルでこなせる類稀な技術力。

そしてジュエリーを通して人を幸せにしたいという熱い想いに共感し、同世代として何か協力したいと思い立ち、自身初となるプロデュースという形でブランディングプロジェクトを牽引し、彼の才能を最大限に引き出すサポートをさせていただきました。

彼が持つ特殊な技術は僕が活動するフランスに通じ、実際にルーブル美術館に展示される作品などからその歴史を紐解く事ができます。

そんな歴史ある技術を如何にして今の生活に適応させる事が出来るか?という点で何十時間と遠藤氏と話し合い慎重にディレクションしてきました。

お手に取っていただいた際は、その長い歴史と現代的なデザインが融合した上品さとオリジナリティーを兼ね備えたジュエリーをお楽しみいただきたいと思います。

ENDO TSUBASAを今後ともよろしくお願い申し上げます。