CONCEPT
＜エレガントに引き立てて＞

フランス王家に纏わるストーリーをコンセプトにしたロイヤルシリーズ。
作品の名前であるカステルはCastleをフランス語読みしたもので宮殿や城を意味し、宮殿建築からインスピレーションを得てデザインされています。

今作は、天井から降り注ぐ光に照らされ規則的で美しい装飾が特徴的なヴェルサイユ宮殿の天井装飾からインスパイア。
そんな緻密で高貴な宮殿装飾を当ブランドが誇る象嵌技法”ピクウェ”やミルグレイン、マザーオブパールの幽玄な輝きで表現。そして、優雅で華やかな装飾ながらも現代の日常にマッチする様にデザインしました。

宮殿装飾は主に縁起物であったり王族の威厳や優雅さを表現する為に施されており、今作ではそんな歴史的背景を考慮し、あなたの内に秘めた大人のエレガントさを引き立たせ、より良い縁が巡るよう願いを込めて制作しています。

＜ヴェルサイユ宮殿と代表的な装飾＞

＜天井に施された装飾＞
これらの装飾を元に新たなジュエリーへデザイン。

　FEATURE
＜特徴＞

＜技術極まる装飾美＞
米粒にも満たないサイズで切り出されたパーツを象嵌し、そこへ繊細に彫り込こまれた彫金。
マザーオブパールを囲む縁には、一粒一粒時間をかけて手作業で刻み込まれたミルグレインを施しています。
宮殿装飾の優雅さと繊細を表現する為、煌びやかな象嵌模様と繊細で優しいミルの輝きを機械には表現不可能なクオリティーでマッチさせています。
まさに制作者の芸術レベルの拘りが垣間見れる部分となっております。

＜厳選された素材と造形美が放つ輝き＞
使用されるマザーオブパールは、象嵌を行う事ができ、尚且つ宝飾品に適した美しさを兼ね備えた部位は原材料の約5%しかなく、厳選に厳選を重ねた希少な物を使用しております。
そんなマザーオブパールを時間をかけて丁寧に削り出し、状態を確認しながら立体的に造形する事で美しさと高級感を最大限に引き出しました。
そこに象嵌されたゴールドの煌めきは、マザーオブパールの立体感と相俟って他では見る事の出来ない上品な輝きを放ちます。

＜宝石の繊細さを失わないベゼルセッティング＞
丁寧に行われたダイヤへのベゼルセッティング(覆輪留め)は、厚みを極限まで抑えてスタイリッシュに仕上げております。
極限まで薄く抑えたベゼルセッティングは野暮ったさを感じさせず、ダイヤモンドの繊細さを失いません。象嵌のみでなく、宝石を美しく魅せる事にも徹底的に配慮したセッティングを行っております。

＜見えない部分へのこだわり＞
ジュエリーは着用者の心の内面を表現する物だからこそ見えない部分にまで拘りました。
背面にもデザインが施され、更に刻印位置にまでこだわりを持って美しく仕上げております。